知識思考ノート

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概念の台頭

 

 

 概念とは、人間の頭の中に

形成される認識のかたまり。

自然と概念は矛盾する。自然から

導き出された認識が概念。

 

 社会に於いて、言葉の有用と

無用は概念がどのように通じるかに

よる。

 

 いくら説明しても理解できないのは、

そもそも概念が形成されていなかったり

言葉の使い方に不備があるか、

もしくは理解する気がない。

 

 

 概念は個人個人の頭の中に

形成され、それ以外には言葉は

中身がどうか不明。

 

 優しさや愛といった概念、言葉も

人によって違うとらえかたをする。

 

 言葉よりも、心が通じていないと

形だけのものになる。

 

 

 概念を理解できるのは、

同じ前提を持っている人同士で

例えてみれば、同じスポーツを

やっている人同士で通じる

技の名前や状況。

 

 専門的概念は、公共で

使うと意味が通らない。

かみくだいて平たい言葉に

変換しなくてはならない。

 

 また、概念・言葉がうまく

通じていない場合は、言葉を

多くして一生懸命伝えなくてはならない。

 

 

 なんとなく空気が読めるのは、

すでに前提が共有されているからだ、

 

 カラオケに行って、真面目な話を

いきなりはしない。カラオケで楽しもうと

いう前提がある。

 

 しかしこの前提は理屈ではなく

感覚なので、わざわざ説明したりしない。

ただ空気読めてないのが分かるだけだ。

 

 

 概念は人間がなかば自然に作って

運用しているものなので、たとえ

概念であっても前提としているのは

現実の状況である。

 

 ネットや書物の中では概念だけが

台頭する。その意味がみんなに正しく

理解されるのは不可能。

 

 特定のコミュニティーでだけ通じる

概念が、他のコミュニティーにまで

派生するときには違う意味が生まれてくる。

 

 

 概念を用いて行動するときは、

心が通じ合っているか、自分勝手になる。

 

 概念だけが台頭する時は、

もう誰にも意味が分からない。

 

 仮想通貨や、IoTといった

概念が世間に浸透しつつある。

そのシステムと今後の進展を

理解できる人はその勉強をした人

経験をした人だけ。

 

 

 理解しきれない概念は

単なるイメージに変換され

なんとなくとらえられる。

 

 これは歴史上ずっと

繰り返されてきたもので、

マイナスイオンとか、もっと昔なら

魔術など理解しきれない概念が

一般には浸透した。

 

 その理論を知らなかったからだ。

重要なのは概念ではない。

概念を理解すること、もしくは

その人が言わんとしている意思を

汲み取ること。

 

 

 また、日常に使われる概念

愛、優しさ、常識、プライド、強さと弱さ、

価値、正義と悪、これらは状況に

よって意味が変わるが言葉が変わらない。

 

 これらは概念ではなく、

コミュニケーションだから言葉より

心を見抜かなくては損をする。

 

 言葉の意味にとらわれてはいけない。

見るべきは概念の理解か、意思の疎通である。

概念だけが台頭したとき不合理が始まる。

 

 

 本当に台頭すべきは、ともかく行動と

実績。概念はそのために用いられる。

 

 理屈は行動でくつがえされる。

行動と実績を見ればその人が分かる。

 

 自分自身についても、

自分が何者かを概念で理解できない。

 評価は他人が勝手にしてくれる。

人格とか優劣とか議論しても無駄が多い。

 

 

 ともかく台頭するのは行動と、

その結果。それゆえ概念が台頭する時には

すでに行動がされている。

 

 概念の台頭は、誰かの行動の結果なのだ。