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5歳児虐待死から見る、文字の力

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 5歳の子どもが虐待され、

死亡した事件がありました。

 

 事件として取り上げられている

大きな要素として、その子が残した

痛ましい文章の存在があります。

 

 

 こういった虐待は、密かに

行われ、事件になっても

家庭の問題だからと追求が

あまりされない。

 

 でも、この事件の子は

「なにをされ、自分がどう思ったか」を

ひらがなで丁寧に書き残していたのです。

 

 頭のいい子だったのでしょう。

本人は亡くなってしまいましたが、

書き残した意思はしっかり残り

世間に大きな衝撃を与えました。

 

 

 似ているケースとして、

アンネの日記」があります。

 

 この本は、第二次世界大戦

なんとか生き残ろうとした少女の

日記だったのですが、

死後にお父さんが出版をしました。

 

 

 内容は、食事や日常生活などで、

肩身の狭い生活の実態が

伝わってくるものです。

 

 文章として、書き残すことが

できれば、死後にも影響が及ぶ

のです。

 

 

 古代人は、粘土板などに

大事なことを彫って記録していました。

 

 自分から切り離して、

文字として生きていく訳です。

現代になって掘り出されると、

それが歴史の資料になる。

 

 

 文章を的確に書き残せる

のは、それだけ知性的な力が

あるのだと思います。

 

 暴力は短い効果のものです。

書き残した文字に込められた力は

長く続き、総合の影響は

文字の方が大きい。

 

 言葉がもっと大事にされれば

いいなと思う事件でありました。