知識思考ノート

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注意の対象と、脳の適応について

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 人間の行動は、注意の

対象によって統制されます。


 手品師などは客の

注意がどこへ行くかを

あらかじめ仕組んでいるので

どこを見てもトリックが

分からないのでしょう。


 人は初めての物事を

相手にしていると注意を

向ける先が分からなくなります。

 

 

 これを知っていると、

自分の行動をコントロール

しやすくなります。

 

○状況がよく分からない時


 初めての物事に

急に適応するのは不可能です。


 経験の上で、脳内に

見えない部分までインプット

されるからスムーズな動きが

できるようになる。

 

 

 最初は、見えてる事しか

判断しようがないのです。


 まず冷静でいること、

次に信頼すべき所を見ること。


 逆にやってはいけないのは、

自分の感情の揺れに従いすぎる

ことであります。

 

 

 

○技術・知識の習得について

 

 技術・知識は脳内にインプット

された、スムーズな回路であります。


 学習に際して、注意を

向けるべき対象は、自分の目的で

あるのが好ましい。

 


 勉強も仕事もしたくて

するものとは言い切れないので、

サボり方を工夫する人も

います。


 真面目な人はサボり方が

下手だったりして、その点で

技術に欠けているのです。

 

 

 その人の目的が

学習する内容を決めます。


 何を望んでの行動なのかを

意識していないと、高度な

技術・知識の習得は困難でしょう。

 


○注意を固定する方法について


 人の注意力は、状況によって

あちこちに流れていきます。


 それでもあえて注意を

固定する方法を考えてみます。

 


 人の注意は、不規則に

動くものに反応しているようです。


 当たり前の動きをしている

物体や、自然な感情には

意識して反応しません。

 


 不自然に反応するのが

注意と言えます。


 ですから、注意を固定するのは

それ自体が少し変なのですが、

冷静でいたい時はそれなりに

役に立つ。

 

 

 体の感覚に注意を向けると

冷静さを保つことができます。


 自分の体をさするとか、

子どもの頭をなでるといった

行動は、注意を肉体(自然)に

引き戻してくれます。


 ヨガや宗教的な技術では、

呼吸に注意を向けるようです。

 


 呼吸は目に見えないけれど

重要な行為なので、秘術のような

側面がある。


 呼吸は、意識してもしなくても

できる。体と心のバランスを

整える仲介役として呼吸へ

注意を向けるテクニックがあるのでは

ないかと思います。

 


 公園で遊ぶ子どもや、

アウトドアの楽しみ、自然を

相手にする仕事が癒しとなるのも、

体の感覚に注意が行くからでは

ないでしょうか。

 


 感情や他人の行為は

コントロールできたりできなかったりと

複雑な心理・情報の処理になりやすい。


 それと違い、自然や体のリズムは

法則がしっかりしています。

 

 

 体調や天気の影響は、

あらゆる所に向かうだけの

力がある。


 その力に身を委ねる

と、冷静さが保たれます。

 

○自分の考えに頼る難しさ


 何を考えているか分からない人

ってたまにいます。


 自分の頭のなか(想像・感情・思想など)

に注意が行っている人は

他人から見るとよく分からない。


 自我が強いとか、内向的、

などの言葉で表される。

 

 

 人間は他人の頭のなかを

覗くことができません。

確認もすぐにはできない。


 そこで、自分の考えを

重視するとなると、可能な

環境が限られてきます。


 自分の考えに注意が

行き、それが役に立つ状態に

なるには環境や人間関係と

整合がとれていなくては

むずかしい。

 

 

 注意は自己の内面ばかりに

向かい、新しいことや

不安定な状況に対応しにくいです。


 自分の理論・思想より

目の前の状況が正しい事も

あるので、頼りになるのは

いずれにしろセンス(直感)

であります。

 

○注意と適応、とは何か


 注意は、何を重要視

しているかであり、

適応は、自然でスムーズな

流れに沿う事であります。

 


 自分の内面にしろ

現実の状況にしても、

自然な流れになっているのが

適切な注意・適応なのです。

 

 

 考えるという行為は

不自然で人間独特の

習性であります。


 必要なことを考え、

それ以外は捨てる。

楽しいことを考え、

それ以外は置いておく。

 


 注意と適応は

自分の生活と人生を

大事に思う目的意識が

根本にあるのではないか。